ものづくり視察研修報告

6月13・14日の2日間、ものづくり視察研修が行われトヨタ自動車九州工業・西日本総合機械展・安川電気八幡工場を視察しました。

 

当日は梅雨空ではありましたが天候には恵まれ、快適な視察を実施することができました。

初日、最初に視察した「トヨタ自動車九州工場」は全長2kmもある広大な敷地に最新鋭の整然とした工場組立施設が並び、世界的企業の風格が漂っていました。内部見学においては、徹底的なコスト管理と効率化、そして安全快適な作業環境のもと、人間と組み立てロボットがお互いの特性を発揮した作業分担で、スムーズなライン行程の様子を見学することができました。


6月13日 トヨタ自動車九州工場視察

 

 6月13日 トヨタ自動車九州工場視察

 

次に視察した「西日本総合機械展」においては九州内の機械関連企業と機械研究機関が一堂に集結し、自社新製品の展示や各研究成果の発表、さらには機器のデモンストレーションを行っていました。最先端の技術や製品を直接目にすることができ、技術の進歩に大変驚きました。ただ、内容がかなり専門すぎて内容を理解するのが難しい技術もありました。

 


6月13日 西日本総合機械展視察


6月13日 西日本総合機械展視察


6月13日 西日本総合機械展視察

 

 

 

2日目には「安川電機八幡工場」の工業用ロボット組み立て製造ラインを見学しました。毎年のように進化するロボット技術に大変驚きましたが、組み立てラインでロボットがロボットを組み立てる様子が斬新的で、将来は人間を必要としなくなる時代が来るかもしれません。
以上、ハードな日程でしたが、日頃見れない施設を見学することができ、参加者個々が刺激を受け、各自の分野においてスキルアップするヒントを得られたことを期待します。また、参加者間におきまして異業種の交流がはかれたことも大きなメリットでした。

6月14日 安川電気八幡工場視察


6月14日 安川電気八幡工場視察


6月14日 安川電気八幡工場視察